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会員管理の基本概念

会員管理の基本概念

見込み客から顧客になるための4ステップ

当システムの基本概念はフィットネスクラブを利用するまでの手順とほぼ同じです。

下記図、上段はフィットネスクラブを利用するまでの流れになります。
下段は、当システムで登録する流れになります。

フィットネスクラブでは、
1、窓口への訪問 2、申込用紙に記入 3、会員証の発行 4、施設の利用許可 と進みますが、
当システムでもこの流れが同じです。
1、登録フォームにアクセス 2、フォームに記入 3、ID発行 4、会員用ページの利用許可

となり、流れがほぼ同じ事が確認できると思います。

見込み客から顧客になるための4ステップのまとめ
1見込み客が訪問します。
2まだ登録の無い方にメールアドレスや名前などの個人情報を運営者に教えます。
 フィットネスクラブでは申込み用紙が一般的ですが、インターネットの場合登録フォームを利用します。
3運営者は個人情報と引き換えに、会員証(ID)を発行します。
 会員とは、会員証をもったお客様の事を指します。
4会員証を持っている人は施設を利用する事が許可されます。

フィットネスクラブを「利用者」から見たイメージ

引き続き、フィットネスクラブを例にとり説明を続けていきます。
以下の図は、施設内にはジム、スタジオ、プールの3つのサービスが展開されています。

お客様の会員証の記載状況により、利用できる施設が制限されています。

1、会員証を持っているだけの方

会員証を持っている=施設内に入室する事だけが出来るという事になります。
この会員証の場合、ジムなどのサービスはまだ利用できない状況です。

2、会員証に「ジム」とだけ書いてある方の場合

この会員証を持ったお客様は、施設内に入室する事に加え
「ジム」だけを利用する事が出来ます。

3、会員証に「ジム、スタジオ、プール」と書いてある方の場合

この会員証を持ったお客様は、施設内に入室する事に加え
「ジム+スタジオ+プール」を自由に利用する事が出来ます。

フィットネスクラブを利用者側から見たイメージのまとめ
お客様の望むサービスを個別に会員証に記載する事で、複数サービスを同時に提供する事が可能になります。
 

重要

会員証や、ジムなどは当システム内でこのように表現されています。

会員証の事を「アカウント」と表現します。
アカウントでは、名前、ふりがな、メールアドレス、ログインID、パスワード、住所、電話番号などの個人情報が管理されます。アカウントは基本1人1個になります。(厳密には1メールアドレスあたり1個)

ジム、プール等の利用権限の事を「ライセンス」と表現しています。
ライセンスでは利用開始日、有効期限、メルマガ配信の有無、決済との付け合せを行います。
ライセンスは一人複数持つことが可能です。

ライセンスの状態を表す事を「ステータス」と表現しています。
図のジム、プール、スタジオの他に退会があります。

フィットネスクラブを「管理者」から見たイメージ

度は管理者からみたフィットネスクラブの仕組みを見てみましょう。
現在、フィットネスクラブに下記のように、AさんBさんCさん、合わせて3人の会員が存在し、それぞれに会員証を発行しているとします。

会員には会員証を発行しているのですが、管理者の方では、会員証を手元において管理するのではなく、一覧表で管理したほうが都合が良いので、下記のように会員の情報を整理しなおします。

先ほどの会員証のデータを並べ替えて
会員証を持っている人、ジムを利用できる人、スタジオを利用できる人、プールを利用できる人に整列しなおしました。

このように整列しなおしたおかげで
誰が会員登録をしていて、誰がスタジオが利用出来るのか一覧ですぐに確認する事が出来ます。
また、この一覧にしたおかげで、掲載リストに対して一括で何か処理する事が簡単になります。

会員証を持っている人名簿の利点と役割
名前や住所などの個人情報を一覧で管理する事が出来ます。支払いの請求先にも利用出来ます。

ジム、スタジオなどサービス別の利用者名簿を作る利点と役割
(1)利用者が誰か一覧ですぐにわかります。
例えば、ジムの担当者がジム利用者名簿を持っていれば誰がメンバーかすぐにわかりますので、登録の無い人はジムを利用できないという管理が容易になります。
(2)この名簿ごとに支払い管理やメルマガを打つ事ができます。
ジムを利用できる期間や、支払が出来ているかの管理もこの名簿毎に管理する事が出来ます。
また、ジム名簿に登録している人に対して、メールマガジンを出すのも容易になります。
(3)複数サービスを個別にカスタマイズして会員に提供可能
この仕組みの最大の利点は、ジム、スタジオ、プールのような複数のサービスを会員が利用したい分だけ、個別にカスタマイズして、提供できるところにあります。
逆に、Aさんは、スタジオ、プールにはまだ登録していない、という事が一覧を見れば直ぐにわかりますので、Aさんに向けて営業活動する事で利益を上げる事も可能です。
 

重要

当システム内でこのように表現されています。
先ほどの図「会員証を持っている人名簿」の事を「アカウント一覧」と表現します。
ジム、スタジオなどサービス別の利用者名簿の事を「ライセンス一覧」と表現します。